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NI-DAQ 7.4 Readme

NI-DAQ 7.4 Readme

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NI-DAQバージョン7.4をご利用いただきましてありがとうございます。

NI-DAQソフトウェアには3つのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)があります。これらは、ご使用のデバイスのアプリケーションを作成するための関数やVI、属性、プロパティのライブラリです。これらのAPIには、NI-DAQmx、従来型NI-DAQ(レガシー)、NI-SWITCHがあります。

このReadmeには、以下のとおり主なセクションが含まれています。

新機能

このリリースには、以下のとおり主な機能が追加されました。Measurement & Automation Explorer(MAX)を含む機能の詳細については、『NI-DAQmx対応Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。その他の機能の詳細については、『NI-DAQmxヘルプ』を参照してください。

NI-DAQmx 既知の問題

このセクションでは、NI-DAQmx特有の問題を記述します。

DAQアシスタントのチャンネル最大カウント

DAQアシスタントで作成したタスクで保有できる最大チャンネル数は、512チャンネルです。

サポートが廃止されたDAQmx読み書き遅延チェック

既存のDAQmx読み書き遅延チェック?関数/VIは、サポートが廃止されてすでに有効ではありません。リアルタイムの動作を管理しているかどうか検証する必要があるアプリケーションには、2つのオプションがあります。最も厳密な検証には、次のサンプルクロックまで待機関数/VIを使用してください。この関数/VIの詳細については、『LabVIEWヘルプ』または『NI-DAQmx C Function Reference Help』など、ご使用のAPIリファレンスヘルプを参照してください。アプリケーションにアナログ入力サンプルが不足しているかどうかだけを確認するには、アナログ入力タスクで見過ごしたサンプルを報告プロパティをTRUEに設定します。LabVIEWでは、見過ごしたサンプルを報告プロパティはリアルタイムプロパティノードにあります。詳細については、ナショナルインスツルメンツでは次のサンプルクロックまで待機関数/VIに関するドキュメントを参照することをお勧めします。

LabVIEWのシングルポイントの読み取りおよび書き込みを中止する

シングルポイントの読み取りおよび書き込みはLabVIEWの実行を中断ボタンに反応しません。

NI DAQCard-6715 アナログ出力

HWタイミング1ポイントモードおよびHWタイミングによるバッファなしモードは使用できません。サンプルクロックおよびバッファサイズを0に設定、またはサンプルクロックを設定し、タスクを開始するまで書き込まないことにより、アプリケーションではHWタイミングによるバッファなしモードが使用されます。すべての他の波形および静的アナログ出力モードは期待通りの動作を行います。

重複カウント防止のデフォルト

MシリーズおよびTIOベースのカウンタにある重複カウント防止属性/プロパティのデフォルト設定は、変更されました。この変更は、シングルポイントエッジカウントおよび位置測定を除いて、すべての入力カウンタ操作に影響があります。重複カウント防止は以下の条件にあう場合にはデフォルトでON状態です。

  1. 重複カウント防止属性/プロパティは明示的に設定されていません。
  2. 選択したカウンタタイムベースソースは内部タイムベースには設定されていません。
  3. プリスケール属性/プロパティは設定されていません。
  4. カウンタ出力イベントは構成されていません。

詳細については、『NI-DAQmxヘルプ』の「重複カウント防止」を参照してください。

スイッチスキャンサンプルにNI-DMM 2.2が必要

LabVIEW用サンプル「Switch Scanning with DMM—Handshaking」はNI-DMM 2.2に更新されました。NI-DMMの旧バージョンがインストールされている場合、VIは動作しません。NI-DMM 2.1.2以前のサンプルを使用するには、niDMM Configure Multi Point VIのSample Trigger Sourceに接続されているケースストラクチャからAUX Trig 1ケースを削除してください。NI-DMM 2.2には、NI-DMM 2.1.2以前のバージョンにはなかった新しい列挙体データ、AUX Trig 1があります。

既存の.NETプロジェクトでビルドエラーが発生する

.NET言語でNI-DAQを使用する場合、既存のプロジェクトで「エラーCS0011: classNameリファレンスクラスには、ベースクラスまたはリファレンスでないアセンブリに定義されたNationalInstruments.ISynchronizeCallbacksインタフェースがあります。リファレンスをNationalInstruments.Commonアセンブリに追加する必要があります。」というビルドエラーが発生する場合があります。このエラーを削除するには、プロジェクトに対してリファレンスをNationalInstruments.Commonアセンブリに追加します。この問題は既存のプロジェクトがNI-DAQ 7.2以前を使用してビルドされNI-DAQ 7.3以降を使用して再ビルドされたときに生じます。

NI-DAQmx .NET Framework 1.1ヘルプショートカット

『NI-DAQmx .NET Framework 1.1 Help』へのショートカットは、デフォルトでスタート→プログラム→NI-DAQmx .NET Framework 1.1 Helpにインストールされます。このドキュメントはMicrosoft Help 2.0形式で、表示するにはMicrosoft Help 2.0ビューアが必要です。Microsoft Help 2.0ビューアはMicrosoft Visual Studio .NETおよびMicrosoft .NET Framework SDKの両方からインストールされます。SDKはhttp://www.microsoft.com/japan/downloadsの開発リソースから入手することができます。これらの製品がない場合は、ドキュメントの表示にスタンドアロンのMicrosoft Help 2.0ビューアが必要になります。HelpwareのH2Viewerなど、他のHelp 2.0ビューアもダウンロードすることができます。

使用するAPIを選択する

このセクションでは、NI-DAQmx、従来型NI-DAQ(レガシー)、およびNI-SWITCHの概要に加え、ご使用のデバイスやアプリケーションに適切なAPIの選択についての情報が記載されています。

NI-DAQmx

NI-DAQmxは、計測デバイスのプログラムを作成するための新しいVI、関数、および開発ツールを備えた最新のNI-DAQドライバです。以下の状況に該当する場合は、NI-DAQmxをインストールして使用してください。

NIアプリケーションソフトウェアをNI-DAQmxとともに使用している場合は、LabVIEW、LabWindows/CVI、Measurement Studio バージョン 7.x、VI Logger 2.x、またはLabVIEW Real-Timeモジュール7.1以降を使用する必要があります。

Microsoft .NET言語、 Visual C# 、Visual Basic .NET、またはMシリーズデバイスなどのNI-DAQmxでサポートされているデバイスを使用する場合には、NI-DAQmxを使用する必要があります。

また、ANSI Cコンパイラなど、サポートされているコンパイラとともにNI-DAQmxを使用することもできます。

従来型NI-DAQ(レガシー)

従来型NI-DAQ(レガシー)は、NI-DAQの旧バージョンがアップグレードされたものです。従来型NI-DAQ(レガシー)では、従来型NI-DAQ(レガシー)およびNI-DAQmxを同一のコンピュータで使用できる点と、サポートされていないハードウェアとソフトウェアがある点を除き、NI-DAQ 6.9.3と同じVIおよび関数があり、同様に機能します。

新規NI-DAQユーザの場合、または使用しているアプリケーションが前述の条件に合う場合は、NI-DAQmxを使用してください。以下の状況が該当する場合には、従来型NI-DAQ(レガシー)をインストールして使用してください。

従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているNIアプリケーションソフトウェアで最も古いバージョンは6.0です。LabVIEW、LabWindows/CVI、またはMeasurement Studio 6.xでは、NI-DAQ 7.xから従来型NI-DAQ(レガシー)を使用できます。Windows Me/98/95のユーザは、NI-DAQ 6.9.3またはそれ以前のバージョンを使用する必要があります。

NI-SWITCH

NI-SWITCHは、すべてのNIスイッチモジュールをサポートする、IVI準拠のスイッチ計測器ドライバです。NI-SWITCHには、スイッチアプリケーションのテストとトラブルシューティング用の対話式ソフトフロントパネルがあります。NI-SWITCH 2.0以上のバージョンでは、NI-DAQmxおよびNI-VISA 3.0をインストールする必要があります。

NI-DAQ 7.4でのサポート

オペレーティングシステムサポート

NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)バージョン7.4およびNI-SWITCH 2.3はWindows2000/NT/XPをサポートします。WindowsNTでNI-DAQ 7.xを使用するには、Service Pack 6以降が必要です。Windows NTを使用する場合には、ヘルプを正しく動作させるため、ご使用のコンピュータにInternet Explorer 5.0以上のバージョンをインストールしてください。PCMCIAデバイスは、Windows NT上のNI-DAQmxではサポートされていません。NI-DAQmx 7.4は、LabVIEW Real-Timeモジュール7.1でのみPharLapをサポートします。Measurement StudioにはWindows 2000/NT 4.0/XPで動作するVisual Studio .NET 2003が必要です。DAQmx .NET Libraryを使用している場合には、.NET 1.1フレームワークが必要です。.NET 1.1はWindows 2000/XPを必要とします。

特定のオペレーティングシステムのインストールの説明を参照するには、www.ni.com/support/ja/trouble.htmからインストールと設定のリソースをご覧ください。

他のオペレーティングシステムをサポートするNI-DAQの旧バージョンをダウンロードするには、ni.com/jp/downloadsを参照してください。

アプリケーションソフトウェアサポート

NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているアプリケーションソフトウェアのバージョンを以下の表に示します。NIアプリケーションソフトウェアを使用していない場合は、「プログラミング言語とコンパイラサポート」を参照してください。

NIアプリケーションソフトウェア NI-DAQmxでサポートされているバージョン 従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているバージョン
LabVIEW 7.x 6.1-7.x
LabVIEW Real-Timeモジュール 7.1 1 6.1-7.x
LabWindows/CVI 7.x 6.0-7.x
Measurement Studio 7.x 6.0-7.x2
1 NI-DAQmxとともにLabVIEW Real-Timeモジュール7.1を使用するには、NI-DAQmx7.2以上を使用する必要があります。
2 従来型NI-DAQ(レガシー)にはMeasurement Studio C++や.NETインタフェースは含まれません。

プログラミング言語とコンパイラサポート

NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされている言語バージョンを以下の表に示します。

プログラミング言語 NI-DAQmxでサポートされているバージョン 従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているバージョン
Microsoft Visual C++Classライブラリ 7.x 1 -
ANSI C 6.0-7.x 6.0-7.x
Visual Basic - 6.02
Microsoft .NET Framework
(C# およびVisual Basic .NET)
.NET 1.1 -
Borland - はい
1 Measurement Studio 7.xが必要です。
2 ActiveXを介してサポートします。

NI-DAQの初期のバージョンでは、他のアプリケーションソフトウェアおよび言語バージョンがサポートされています。ドライバの初期のバージョンを検索してダウンロードするには、ni.com/jp/downloadsを参照してください。

デバイスサポート

NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているデバイスを以下の表に示します。デバイスサポートは、以下のように分類されます。

NI-DAQmxでのみサポートされているデバイス

NI-DAQmxでは、以下のデバイスがサポートされています。

NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされているデバイス

以下のデバイスは、NI-DAQmxおよび従来型NI-DAQ(レガシー)でサポートされています。従来型NI-DAQ(レガシー)でキャリブレートできるのはSCXIデバイスのみです。

従来型NI-DAQ(レガシー)に限定されたデバイス

NI-DAQmxでは、以下のデバイスはサポートされていません。以下のデバイスは、従来型NI-DAQ(レガシー)でのみサポートされています。

NI-DAQ 7.xでサポートが廃止されたデバイス

以下の製品はNI-DAQ 7.4(NI-DAQmxまたは従来型NI-DAQ(レガシー))ではサポートされません。NI-DAQの今後のバージョンでもサポートされません。VXI-DAQデバイスなど、サポートされていない製品のすべてのリファレンスは無視してください。NI-DAQ 6.9.x以前のバージョンを使用してそれらのデバイスをプログラムしてください。

システム要件

開発

最低限必要なプロセッサ Pentium III/Celeron 600 MHz またはこれと同等のプロセッサ
RAM 128 MB
画面解像度 800 x 600 ピクセル
オペレーティングシステム Windows 2000/NT/XP以上のOS


推奨プロセッサ Pentium 4またはこれと同等のプロセッサ
RAM 256 MB
画面解像度 1024 x 768 ピクセル
オペレーティングシステム Windows 2000/NT/XP以上のOS

配布

最低限必要なプロセッサ Pentium 200 MHzまたはこれと同等のプロセッサ
RAM 64 MB
画面解像度 800 x 600 ピクセルまたは画面なし
オペレーティングシステム Windows 2000/XP以上のOS


推奨プロセッサ Pentium III/Celeron 600 MHz またはこれと同等のプロセッサ
RAM 256 MB
画面解像度 1024 x 768 ピクセルまたは画面なし
オペレーティングシステム Windows 2000/XP以上のOS